Android版、データの取り扱い方とファイル名の注意


 アンドロイド版のデータの取り扱い方をやります。
 
 
 説明書によるとデータは、音楽ファイルは assetsフォルダに、その他は data.dpm(データファイル)を使うとあるのですが、現在の所データファイルはあんまり機能しないし(HSP3.4の場合、3.5βなら使える)、とりあえずここではデータの取り扱い説明として、全部 assetsフォルダに放り込む、という手法を使います。

 データパックの使い方は次章を参照して下さい。

 これの問題は、説明書によると「assetsフォルダのリソースのサイズ・個数に制限があるため、1MBを越える大きなファイルを多数使用する場合は、data.dpmのデータフォルダを使用してください」という事なので、大きなデータを使うのには制限があるのかも知れません。

 一応今の所、自分のカードゲームのような、中規模のものでは問題は出てません(全部で 30MBくらい。音データ以外で 1MBを超えるデータは 2つくらい)

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Android版、実機の用意


 2016年3月下旬頃
 
 
 さあて、エミュは遅いしアプリが動くのか動かないのか微妙だし、他にどんなアプリ(ゲーム)があるのか見てもみたいし、やっぱり色々テストするのに結局は実機は必要だよな。

 という事で実機を用意する事にしたけど、ちょうど 4月から 0円販売がダメになるとかで、3月中に結論を出す事にした。

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AVD(アンドロイドエミュレーター)の使い方、その2


 それでは続きを。
 
 
 作成したモデルを選択して、startを押すと次のような画面になります
 img00880

 Scale displayは表示の大きさを変えられますが、新しくなった AVDでは、ウインドウと同じように端を掴んでドラッグすれば大きさを変えられるようになったらしくて、この設定はあまり意味が無いように感じます。

 Wipe user dataは、エミュは閉じてもストレージ(HDDとか)の内容を保存してくれるのですが、それを消去して新しい状態で立ち上げるかです。

 snapshotは前回の設定画面で snapshotのチェックボックスを入れていると使えます。

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AVD(アンドロイドエミュレーター)の使い方、その1


 それでは、今回は AVD(Android Virtual Device)アンドロイド バーチャル デバイス、の使い方について書いて行きます。
 
 
 アンドロイドスマートフォンのエミュレーターです。

 SDKに入ってます
img00857
 
 
 これがまたすごく遅くて、体感的に PCのスペック的には CPU4コア以上、メモリ 8GB以上くらいないときついのではないでしょうか。
 (なんとなく新しいバージョンになってから、少し早くなったような気もする)

 しかも HSP Dish helperはビルド中にメモリが足りなくなると「not enough disk space PC(メモリ不足なんだぜ)」とか言われて止まってしまう。
 (たしかその時は winアップデートも動いていたような)

 自分は良く分からなくて、結局これと ANDROID STUDIOのせいでメモリを 2GB → 4GB(実質 3.2GB程度だけど)に買い足してしまいました。

 しかし実機があれば別に使わなくて良いし、説明書にもエミュは未サポートと書いてあって、理由は分かりませんけどアプリを転送しても動かないので、あまり使わないかもしれません。

 アプリが動けば、様々な環境でのテストができて良いんですけど、どうしたらできるんでしょうね。

 まだ試してませんけどアンドロイドエミュレーターは他にもあるので、他のエミュでテストできれば良いのかもしれません。

 他のエミュについては、別の機会にまたやりましょう。

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Android版、Dish helperの設定とビルド


 それでは、いよいよ Dish helperを設定してビルドし、APK(アプリケーション パッケージ)ファイルを作ってみよう。
 
 
 HSP Dish helperを立ち上げます。

 ファイルはコレ(HSP3dh.exe)です
HSP Dish helperのファイル

 HSP3.5βの場合(インストーラー版では無い場合)は、右クリツクして管理者として実行します。
 
 
HSP Dish helper

 HSP3.4の場合は ver.1.0、3.5β3なら ver.1.4くらいです。

 色々な不具合が治っているので、素直になるべく新しいバージョンの方が良いかと思います。

 今回は始めに 3.4で NDKビルドの失敗例とその治し方をやりますけど、めんどくさい方は 3.5βでどうぞ。

 アンドロイド APKのビルドの場合は、androidを押します。

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環境変数、PATH(パス)の設定


 ここまで PATH(パス)の設定に関する事が全く書いてなかったので、不思議に思ったかもしれない。

 実は HSP Dish helperでは
HSP Dish helperのパス設定

 このオプション画面が事実上のパス(場所)の設定になっているらしくて、Dishだけなら個別に PATHを設定しなくても。この画面さえしっかり設定してやれば問題なく動作する。

 だから Dishだけなら別に要らない説明ではあるし、たぶん Eclipseとか SDKのインストール時とか、STUDIOのような別のものを動かす時に必要なものだとは思うが、一応 PATHの設定の仕方も一まとめで書いておく。

 それから AVD(スマホエミュ)を使う時にも、確認したり転送したりで一応 SDKのパスは要る(adbコマンドを使う場合)

 後 NDKを使う時にも SDKの Path設定は一応有ったほうが良い、というような情報もあった。

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Android版、Apache Antのダウンロードとインストール


2022年4月 : 記事が新しくなってます、そちらをどうぞ

 改めてHSP3Dish helperのANDROID版設定をしてみる
 
 
 
 最後に Apache Antのダウンロードとインストール。
 
 
 ではマニュアルから Apache Antのページへ飛んで、と。

 日本サイトの一つ(?)みたい
Apache Antのダウンロード
 素直にダウンロードを押す

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Android版、NDKのダウンロードとインストール


2022年4月 : 記事が新しくなってます、そちらをどうぞ

 改めてHSP3Dish helperのANDROID版設定をしてみる
 
 
 
 今度は NDK(Native Development Kit)ネイティブ デベロップメント キット(c、c++が使えるようになる)の準備。
 
 
 さくさくマニュアルから、ダウンロードページを開いて・・・と思ったらリンク切れてるやん。

 じゃあ、SDKと同じアンドロイドのデベロッパーホームページから、開発(DEVELOP)→ Android NDKを選んで、と

 DOWNLOADSを押して
AndroidNDK

 おや、もう r12バージョンなのか、これ使えるのかな?
img00792

 それにしてもこれ、zipファイルの名前が 32bit版と 64bit版で逆になってるような、どちらが32bit版なのだろう?

 自分の 32bit環境で、ファイル名が x86.zipの方(この画像で下のファイル)でビルドできたから、32bit版は x86.zipのほうだと思う。

 この間違いはその内治るだろうけど、一応注意。

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Android版、JDKのダウンロードとインストール


2022年4月 : 記事が新しくなってます、そちらをどうぞ

 改めてHSP3Dish helperのANDROID版設定をしてみる
 
 
 
 今度は JDK(Java Development Kit) ジャバ デベロップメント キットのダウンロードとインストール。
 
 
 まずオラクルへアクセス。

 もしマニュアルから飛んで英語サイトなら、Country(国)でJapan(日本)を選べば日本語サイトになる。
oracle 日本語サイト
 まあ、どうせダウンロード自体は英語サイトからになるので、あまり意味はない。

 マニュアルからの場合はここからダウンロード
jdk ダウンロード

 う~ん SEってなんだ?
 って事で自分は頭悪いので、Javaの種類を調べてみた。

 JavaのJDK,JRE,SE,EEなどの意味と違い TASK NOTESさんのページ
 
 
 JDKはプログラム制作ツールキット。
 JREはランタイム、それぞれの端末で Javaを動かすのに必要。
 JVM(バーチャルマシン)は仮想マシン(エミュレーター)でランタイムの核。
 APIは Javaに限らず「プログラム命令群」の事、例えば winAPIというのもある。
 SE→JavaSE(Java Platform, Standard Edition)スタンダードエディーションだから、たぶん基本的な Javaの命令群の事で、Javaそのものの事だと思う。
 つまり SEが中核って事?
 JavaEE、サーバ用の命令群の事らしい、一般では使わない?
 JavaScript(ジャバスクリプト)自分は知らなかったが Javaとは違う言語らしい。

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