webGL版の.htmlの内容について


 block3.htmlの内容についてやってみる。
 
 
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 この上と下のものはなんだろう?
 
 
 以下マニュアル。

 「デフォルトで生成されたhtmlファイルでは、「Resize Cavas(表示領域のリサイズ指定)」「Lock/hide mouse pointer(マウスポインタを隠す)」チェックボックス、「Fullscreen(フルスクリーン表示)」のボタンが付加されます。
 また実行画面の下部には、hsp3dish.jsのコンソール(システムメッセージ表示エリア)が配置されます。
 htmlファイルは、ユーザーが自由に改変して頂いて構いません。レイアウト、配置等は任意で調整を行なってください。 」
 
 
 Resize Cavas と Lock/hide mouse pointerのチェックボックスはFullscreen(フルスクリーン)表示の時に機能する。

 Resize Cavasはフルスクリーンでも元の大きさの表示になるが、見栄えが悪く、何のためにあるのかはよく分からない。

 Lock/hide mouse pointerはマウスポインタが出たり隠れたりする。

 

 htmlを改変しても良い、との事なので、bloack3.htmlを開いてみる。
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 なんだこりゃ

 こんな時はHSPエディタで開いて(ドラッグ&ドロップでOK)みる。
block3.html
 う~ん、HTML言語だと言うのはなんとなく分かるが、何を書いてあるのかは分からない。

 当然だけど HSPエディタはHTML言語に対応してないので、コメントアウト(グリーンの部分)の表示も変だし、ユニコード(UTF-8)も文字化けするし、そのせいで保存するとデータがおかしくなるので、これで編集するのは無理みたい。
 何かHTMLを表示できるものを用意する事にする。
 
 
 フリーウェア、UTF-8対応、インストール不要、高性能だけどシンプル、という事で Mery さんというのを使ってみる事にした。

 きちんと表示される 
Mery Module.preRun.push

 Meryは「メモ帳」とか「HTMLエディタ」とかでは無くて「テキストエディタ」という事になるようだ。

 javaやC、HSPなど、様々な言語に対応してるみたい。

 一応これでもHSPのコードを書けるみたいだけど、実行はコピペで無ければマクロを組むとか工夫がいる。
 
 
 ところでメモ帳とかHSPエディタとか、UTF-8非対応のもので開いて一度でも上書きすると、情報が欠如してUTF-8対応のもので開きなおしても半端に表示される。
 コードもおかしなことになるみたい。

 元には戻せないみたいなので注意。
 
 
 では、まず block3.htmlの内容について概略してみる。

<html> ←ここからhtml言語であるという宣言

 <head> ←このhtmlファイルの設定を書く
  具体的な表示の設定や内容が書かれている
 </head> ←ここまでがheadであるという意味

 <body> ブラウザに表示する内容を書く

  id=’controls’ 上のチェックボックス
  class=”emscripten”  メイン表示
  class=”emscripten_border” メイン表示
  id=”output” 下の黒いメッセージエリア

  <script> ←ここにスクリプト(プログラム)を置くよ、という意味だと思う

   基本的な設定のようなジャバスクリプトが書いてある?

   プログラムの設定表示領域や、実際に表示する大きさなどの設定項目がある

  </script> ←ここまでスクリプト

  hsp3dish.jsをここに置き換える
  制作者とリンク表示

 </body> ←ここまでが表示内容だという意味
</html> 以上htmlでした

 こんな感じだと思います。

 idとかclassで名前付けして、headで定義した表示内容を bodyから参照して表示する。

 要は<script>を除けば、<body>~</body>までが、実際に画面に表示する内容だと言う事。
 
 
 hsp3dish.jsというのは、コレ
hsp3dish.js

 HSPランタイムをジャバスクリプト(.js)にしたもので、HSPで組んだどのプログラムでもたぶん全部共通で同じ。
 フォルダの中に複数の.htmlプログラムがあっても、hsp3dish.jsは一つだけあればよい、と説明書に書いてある。

 ランタイムというのは javaランタイムとか、RPGツクールランタイムとか、どのハードや OSでも、ランタイムがあれば「どの環境でも同じプログラムが動きます」という辞書みたいなもの。

 HSPランタイムは、HSPのコードを翻訳して走らせるインタプリタ(コンピューターの逐次コード翻訳変換)の事だと思う。

 まあ、詳しいことは分からん。
 
 
 それでは表示の変更をやってみよう
block3.htmlのHTMLの内容

 まずは上のチェックボックスから。

 spanは文字領域(一列)を指定
 divは矩形領域(四角いエリア)を指定

 input type=”checkbox”はチェックボックスを作る
 input type=”button”はボタンを作るだと思う。

 いらないものをコメントアウトしてみる。

 コメントアウトは<!−− ~ −−>で囲み、コメント表示でプログラムには含まれなくなる。

 resize(リサイズ)を消してみる
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 できた
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 全部消したい時はこう
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 スッキリ
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 下の黒いメッセージエリアを消してみる
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 できました
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 一番下のリンク表示は、ソースの一番下のコレ

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 a href=”http://hsp.tv/make/hsp3dish.html” のURLを変えてやれば好きな所にリンクできる。

 前後の powered by や / OpenHSP を書き換えてやれば、好きな文字を表示もできる。

 ちなみに上の<script async type=”text/javascript” src=”hsp3dish.js”>は、ここにhsp3dish.jsを置き換えます、という事。

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 一応これで真っさらになったっけど、後メイン領域の表示について。
 
 
 メイン領域は真ん中のこれ

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 progress は、よく分からんが読み込み中の%バー表示みたいだけど、見た事無い。

 oncontextmenu=”event.preventDefault()” というのは右クリック禁止にするみたい。

 たぶん div class=”emscripten_border” で定義されている emscripten_border に書かれている内容が黒枠のはず。
 
 
 上のほう(head内)にあるこれ、emscripten_borderと書いてある。

emscripten_border

 { border: 1px solid black; }
 ボーダー(境界)を 1ドットの黒枠で囲むよ、という事だと思う。

 じゃあ 1ドットを 0ドットにしてみよう。
img00515

 できた
img00516

 ちなみに blackを他の色にすれば色が、pxを変えてやれば線幅を変える事ができる。
 
 
 とりあえず今回は以上で、次回はModule.preRun.pushの内容についてやっていこう。

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