環境変数、PATH(パス)の設定


 ここまで PATH(パス)の設定に関する事が全く書いてなかったので、不思議に思ったかもしれない。

 実は HSP Dish helperでは
HSP Dish helperのパス設定

 このオプション画面が事実上のパス(場所)の設定になっているらしくて、Dishだけなら個別に PATHを設定しなくても。この画面さえしっかり設定してやれば問題なく動作する。

 だから Dishだけなら別に要らない説明ではあるし、たぶん Eclipseとか SDKのインストール時とか、STUDIOのような別のものを動かす時に必要なものだとは思うが、一応 PATHの設定の仕方も一まとめで書いておく。

 それから AVD(スマホエミュ)を使う時にも、確認したり転送したりで一応 SDKのパスは要る(adbコマンドを使う場合)

 後 NDKを使う時にも SDKの Path設定は一応有ったほうが良い、というような情報もあった。

 

 さて、今回 Pathとか環境変数とか、なんの事か分からん状態なので少し調べてみた。

 環境変数とは、各プログラムを起動する最の設定が書かれているらしい。

 Path(パス)は、そのフォルダやファイルの置いてある場所(コンピュータ内の住所)で、起動する時に参照する場所だとかキーだとか書いてあった。

 済まん、頭悪い自分には結局なんの事か分からん。

 一応パスと言えば単に「置いてある場所(住所)アドレス」だと覚えておけば良いのかな。

 まあ、とにかく言われている通りに設定すれば良いだけなので棚上げ。
 
 
 がんばってコントロールパネルから(?)、システムの詳細設定だかプロパティだかを探そう
img00653

 詳細設定タグから、環境変数を開く
img00654

 システム環境変数の項目からPathを選択して
img00662
 編集を押す
 
 
img00659

 変数値にカーソルを移して、最後尾にする(一応、最後尾に書き足す)
 最後尾に「;」セミコロンがあるか確認して、無ければ書き足す。
 セミコロンは区切りの意味。

 元から書いてある文字列は絶対に消さない事、OSが立ち上がらなくなる恐れがある(間違って消したら慌てずキャンセルを押そう)
 
 
 
それでは SDKから

 SDKの場合は
  SDKをインストールしたフォルダのパス+「\tools;」と
  SDKをインストールしたフォルダのパス+「\platform-tools;」だ

 今回の自分の場合、C:\android\android-sdk-windowsにSDKを置いたので
  「C:\android\android-sdk-windows\tools;」と
  「C:\android\android-sdk-windows\platform-tools;」という事になる。

 自分のように書くのがめんどい、これ絶対書き間違える自信があるぜ、と言う方は
 目的のフォルダを開いて、中のファイルかフォルダなんでも良いので右クリック
img00817

 パスを左+ドラッグで選択し、右クリック→コピー
img00819

 最後尾で貼り付けて、最後に「;」セミコロンを足す
img00820
 
 
 2つとも書き足したら OK
img00816
 
 
 確認
 コマンドプロンプト(場所はスタート→アクセサリとか、スタートの検索で cmdとか)で adbと入力し Enter
img00825

 ゾロゾロと出力されたら、PATHが通ってるという事らしい
img00826
 
 
 さて、この SDKのパスは、たぶん Eclipseで使うんだと思う。

 それからコマンドプロンプトで AVD(エミュ)や実機を確認したり、APK(アプリ)を転送したりする時にも使う。

 つまり、上の adbコマンドは toolsフォルダ内にある、Androidの操作コマンドらしい。
 
 
 
次は JDK

 書くのは、JDKをインストールしたフォルダのパス+「\bin;」だ。
 つまり今回は「C:\Android\jdk1.8.0_91\bin;」と書き足せば良い事になる。

 つまりこの場所のパス
img00655

 binフォルダの中のファイルをどれでも適当に選んで、右クリックでプロパティを開く
img00656

 パスをコピーして
img00657

 変数値にペーストしたら「;」を足して、OK
img00661

 もちろん分かる人は、そのまま書いたら良いだろう。
 
 
 では、もう一つ JAVA_HOMEを設定してみる。

 これまた何のためかよく分からん。

 JDK:JAVA_HOME・Pathの設定理由 Web系開発メモさんのページ
 
 
 どうも様々なプログラムで Javaを使いたい時に、JAVA_HOMEを参照して場所を特定する(パスを置き換える)という決まり事になっているようだ。
 
 
 システム環境変数の方の新規を押す
img00663
 
 
 変数名に「JAVA_HOME」
 変数値にパス(置いてある場所)この場合「C:\Android\jdk1.8.0_91」を入れる(binはいらない)
img00823
 OK

 さて、自分はここでまた罠にハマってしまったのだが、こちらでは「;」セミコロンを書いてはいけない。

 何でかと言うと、参照するプログラムでこのパスを置き換えてJavaを探しに行った時に、最後に ;がつくアドレス(パス)は存在しないから、という事になるらしい。

できたら OKを押して閉じよう
img00824
 
 
 コマンドプロンプトを開いて
Java テスト
 javaとか javacとか打ち込んで Enter

 こんな感じでゾロゾロと表示されれば Pathが通ってる(んだってさ)
img00667
 
 
 
NDKのパス

 は特に設定は要らないみたい。
 
 
 
Apache Antのパス

 Dishでは特に必要性は感じられない、しなくてよい。

 なんかややこしくてめんどくさいので、以下のサイトに丸投げ。

 ANT_HOME及びPATHの設定 JavaDriveさんのページ
 
 
 
 PATH(パス)については以上です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です