AVD(アンドロイドエミュレーター)の使い方、その2


 それでは続きを。
 
 
 作成したモデルを選択して、startを押すと次のような画面になります
 img00880

 Scale displayは表示の大きさを変えられますが、新しくなった AVDでは、ウインドウと同じように端を掴んでドラッグすれば大きさを変えられるようになったらしくて、この設定はあまり意味が無いように感じます。

 Wipe user dataは、エミュは閉じてもストレージ(HDDとか)の内容を保存してくれるのですが、それを消去して新しい状態で立ち上げるかです。

 snapshotは前回の設定画面で snapshotのチェックボックスを入れていると使えます。

 

 それでは Launchボタンを押しましょう。

img00881
 立ち上げ中に何か問題があるとここに表示されます

 VM(Javaメモリ)が足りない、というのは直せば済むけど、メインメモリが足りないのだけは自分のPCだと 768MBが最大なのでどうしようも無い。
 どちらも足りなくても起動はする。
 
 
 こんな風に ANDROIDと表示されれば、一応動いています
img00882

 この画面ではネットから設定をダウンロードしているらしくて、アンドロイドのバージョン(後の方)によっては時間がかかります。
 暴走して止まってる場合もあるので注意。
 
 
img00883
 うまく行けばアンドロイドが立ち上がります

 これは Nexus One、メモリ512MB、ストレージ512MB、Android 2,3,3(API 10)ですが、2は問題なく立ち上がります。

 右側のバーは、前のAVDには無かったような気がするのですが、これで大分使いやすくなった感じがします。
 ウインドウの端を掴んで動かしてやれば、大きさを変えられます(たしか前はできなかった)
 
 
 アンドロイド 4.2.2(API 17)Nexus4。

 3分くらい、少し時間がかかる
img00884
 実機と同じでダウンロードは始めに一回だけすれば良いので、次回からは少し早くなる

 できた
img00885
 
 
 アンドロイド 5.0.1(API 21)Nexus6。

 やはり 3分くらい
img00894
 画面のデザインは機種によるみたい
 
 
 アンドロイド 6.0.0(API 23)Nexus6。

 5分くらい?
img00895

 実はアンドロイド 6は 5のメモリ関連のバグを修正したマイナーバージョンアップらしいのだが、定着した 5のイメージの悪さを払拭するためにバージョン 6にした、というような情報があった。

 なので 5とそんなに変わらない可能性がある。
 
 
 
スマートフォンの設定と、APKファイルの転送と実行

 Dishの説明書には、「エミュレータ上での実行は現在まだサポートされていません」と書かれています。
 実際にどうなのかやってみましょう。

 まず 2.3.3(API 10)を立ち上げてみます
img00899
 四角いボタンを押します

 上の説明によると、ランチャーアイコンと書いてありますね。

 画面を左クリック押しっぱなしで上にドラッグして、画面を下にスクロールさせます
img00900
 そしたら Setingsを押しましょう

 下の方にランゲージ(言語)というのがあるので押します
img00901

 セレクトランゲージを押して
img00902
 日本語(一番下だった)を押しましょう

 一つ戻す時は右のバーの三角ボタン、ホームへ戻る時は丸ボタンです。
 
 
 設定
img00908

 アプリケーション
img00907

 提供元不明のアプリにチェックを入れる
img00906

 とりあえずこれは実機でも同じ。
 
 

 Dish helperの転送を押します(ビルド済み)
img00909

 もしデバイスが認識されない場合は、コマンドプロンプトで「adb devices」と入力して Enterしましょう。

 転送されました
img00910

 しかし実行はできませんでした
img00911

 前のバージョンの AVDで実行できた事もあったのですが、条件がサッパリ分かりません。

 棚上げしましょう。
 
 
 以上で AVDの説明は終わりにします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です